すぐ追い詰めちゃう
だんだん、こいつ働く気も危機感もないんじゃないかと思われそうな記事ばかり書いているナピオです。今日も30分ほど求人を見てズーンってなってふて寝してました。
しかも、家族を買い物に連れて行ったら1か月で辞めた事件の上司と鉢合わせしてしまい、すごく気まずくなるというね・・・。私は車に乗っていたのですが、すげー見られました。マスクしてたのになぜ?車がビビットカラーだから?・・・ああもう、気分的に最悪です。地元就職のデメリットーーーー!!!
例のごとく『もうヤダ』になってしまい、帰りに本屋で大好きな益田ミリさんの本を買って血眼で読みました。『ふつうな私のゆるゆる作家生活』という本なのですが、他の作品のあのシーンはそうやって生まれたのか!という発見があり、最悪だった気分が標準値以上に戻りました。
益田さんがイラストレーターからエッセイを書くようになるまでの経緯が描かれているのですが、若い頃の益田さんが、なんか楽観的で力が抜けてて、謎の自信があってすごくいいなと思ったのです。
うらやましかったのです。
私は学生の頃から、いつも何かに追い詰められてキリキリしていました。
中学・高校は『受験、学校の人間関係、数学ができないこと』に怯えていました。テストで赤点は世界が終わると本気で思っていました。数学の先生から『数学ができない奴は生きていくうえで圧倒的に不利』と聞かされて、家で泣きました。受験で焦るのがいやだから推薦を狙い、内申点を必死に稼ぐため、『真面目な生徒』でいました。
大学に入っても、この4年間で彼氏を作らないときっと結婚できないと焦り、就活も決まらなかったら社会からドロップアウトと思い、キリキリ。
そんな人が、金融機関なんかに就職したからもう大変。1ミリのミスが大事になる上に、お客様が待っている・・・細~い糸の上をダッシュして渡るような気持ちで仕事をしてきました。ミスると、本店の統括部所からキレられ、お客様には怒られ、上司は不機嫌になり・・・。挙句の果てには、最も苦手な怒鳴り系人種がわんさかいる地域に異動。
で、疲れちゃって辞めました。
辞めたのはいいけど、『無職期間半年以内に決めないと、内定もらえなくなる』という期限に怯えて、何とか決めたらヤバい会社。
速攻で辞めて、無職4か月目。今も毎日、就活でキリキリしています。
なんですぐ『人生が終わり』みたいな考え方になってしまうんだろう?
例えば、しばらく遊んで『お金ないし、そろそろ働こうかな~』もありじゃないですか。実家暮らしで貯金もあるのだから。
それなのに、なんで私にはできないんだろう。
どうして、こんなに怖いんだろう。
私の心の中では、いつも
『真面目ちゃん』と『グータラちゃん』がケンカをしています。
真面目ちゃん:
・『半年も何してたんだ問題』で、まともな就職先なくなる!
・選ばなければ仕事はあるが、やりたくない仕事が多い!
・もう若くない!
・・・だから、今必死に頑張らないと、お先真っ暗だよ!
そんな人生、アンタも嫌でしょ!ちゃんとやって!!
グータラちゃん:
・そもそも働きたくない。
・会社の人間関係(特に女性)にアレルギーできた。
・働きたくないんじゃなくて、会社に行きたくない。
がんばらないといけないのは分かってるよ!!でもやりたくないんだもん!!!
・・・こんな感じです。
たまたま昨日、妹が仕事から帰ってきたとき『顔が死んでるね』と言われました。『就職決まらないかも。就活もうヤダ。でも働かないと生きていけないよ。もう人生おお終いな気がする。』とグダグダいう私に、妹が一言
『え?終わらないよ?』
妹曰く、ホームレスでもないし服役中でもないしまだ20代なのだから、ちょっと就活失敗したくらいで何言ってんの?だそうです。母からも『どうせいつか働かないといけないんだから、今のうちにのんびりしたら?』と言われる始末。
世の中そんなに甘くないんじゃ。スキルもコネもないお前がのんびりしてていいわけないだろ!・・・というご意見もありますよね。最近はエージェントやネット記事が怖くて仕方がありません。ごもっともすぎて。
私に『なんとかなるさ』精神がないのは、自信がなくてすぐ『最悪の場合を考える』からなのでしょう。よく考えたら、今まで何とか生きてこれているのにね。
これは人生楽しくないな。ずっと何かに追い詰められていくんだもの。
社会とか、お金とか、年齢とか、結婚とか・・・。
もっと、気楽でいても大丈夫なんじゃないかな。根拠はありませんが。
なんて、ちょっと抽象的な記事になってしまいましたが、もうね。つらいんです。最近の転職活動が。SPIって誰が考えたんだ。ほとんど数学じゃん・・・。
今日はこのくらいにして、借りてきたDVD(伝説のドラマ『すいか』)観て、外でご飯食べて、スッキリ寝てしまおう。このくらいのおサボりで、人生は終わらないと信じて。