モラハラの傷は必ず癒える①
ふう。やっと婚活ショックが和らいできました。
やっぱり文章にすると落ち着きますね~(^^)ブログを始めてから何度この方法で立ち直ったか分かりません。自己満足☆読んでくださっている方、本当に感謝です・・・。
私自身、28年の人生の中で絶望の淵に立たされたことは多々ありますが、やっぱり恋愛系が一番心をえぐるような気がします。なんか、心のガードが一番弱い。急所?
仕事や就活のそれとは傷つき方が全然違う!これは私だけなのか、人類共通なのか・・・謎です(笑)
前回の記事では、私がいかに選ばれない女かという話をしました!(キリッ)
婚活ダメダメ人生まっしぐらの私ですが、恋愛に関して一つだけ、誰かの役に立てるかもしれない経験があります。それは
モラハラ彼氏について。
こんな選ばれなさ街道まっしぐらの私ですが、彼氏の1人や2人いたことがありましてね。今思うと奇跡ですが、その少ない経験の一人がこれですからね。決して自慢できません。
みなさん、モラハラって知ってますか?今はメディアでよく報じられますが、私が例のモラ彼に悩んだときは、モラハラ自体を知らず、この何とも言えない苦しみは何だって思っていました。知ったのは死に物狂いで別れた後です。
私がモラハラに逢ったのは20歳の時。大学のサークルの先輩でした。
個性的で、年上(5歳)で、社会人で、大人っぽくてかっこよかったなぁ。何より、趣味がマイナー(「好きな歌とカラオケ」記事参照)な私が、別れた今ですら人生で出会った中で一番話が合うと思う人です。あぁ、付き合いたての頃は本当に楽しかったなあ。
ただ、付き合って半年くらいでしょうか。奴は本性を見せ始めました。
わけもなく機嫌が悪くなり、なぜかキレられ、急にデートや旅行をドタキャン。そしてケンカになると「おまえがケンカをふっかけてくるんだろ!」となぜかすべて私のせい。「もうお前と離れたい」とすぐ距離を置きたがり、私が諦めたころに連絡してきて「ごめん・・・俺が悪かった」の繰り返し。
ケンカの時、今でも思い出す傷ついた言葉は
・お前が何をしてくれた?俺は送り迎えもしてやったし、食事もおごったし、プレゼントもやったのにお前は何もしてくれない。
・お前みたいなやつと付き合いたい男はいない。俺に感謝しろ。
・そうやってずっと泣いてればいい。一生泣いてろ。
・別に彼女はお前じゃなくてもいいんだよね・・・金かかるし。(ケンカのお詫びにと旅行や高価なプレゼント→後で感謝が足りないと怒る)
・俺に依存しすぎ。
などです。すごく一部ですが。
はい、クズ決定!今思えばね!
ケンカのきっかけは、急にそっけなくされて「私、なんかしたのかな?」と不安になり話しかけて機嫌を損ねる→上記の言葉で泣かされる→別れる脅し→数週間距離を置く→急に電話で謝ってくる。
一番下の「依存」という言葉ですが、確かに私はこのころ確実に依存していました。彼の連絡を待ち、待ち合わせに何時間待たされてもひたすら耐え、連絡があれば夜中でも駆け付け・・・今思うと完全なる都合のいい女ですね。
ここまでされて別れられなかった理由は、「やっとできた彼氏」だったからです。サークルに入って友達がどんどん彼氏を見つける中、どんなに頑張っても好きな人に見向きもされなくて、もう無理かな・・・と思ったころに好きと言ってくれた人でした。だから、別れたらもう彼氏ができないかもしれない(好きになってくれるのはこの人しかいない)。それに、ケンカしてないときはめちゃくちゃ優しいのです。「好き」とか「かわいい」ってちゃんと言ってくれるからうれしくて、その多幸感を捨てられなかったですね。
しかし奴は本当に言葉が巧みで(涙)、言い返せないようなことばかり言われるんですよ。お前は何も決められないのか!とか(決めても却下されるから決められないのですが、決めてないことは事実)。学生のお前に社会人の気持ちは分からない(当たり前ですが)。もっとうまい例があればいいのですが・・・とにかく言い返せないし、なんというか自分の気持ちの行き場のない感覚になります。
ケンカのきっかけも些細なことです。ある先輩が「お前は本当いい女だよな。(気が利くという意味で)」と言ってくれたことを話した瞬間、クリスマスデートを取りやめにするとキレてきました。初めてのクリスマスデートだったので絶対なしにしたくない乙女心いっぱいの20歳でしたから、泣いて謝りました・・・。
しかも、そのあと「その先輩に電話して、俺に電話をかけさせろ」とか言ってくるんですよね。今思えば狂気の沙汰です。その先輩には本当に迷惑をかけてしまいました(相談したら、電話してくれました)。
そんなことが続くと、自分がどんどん嫌いになります。当たり前ですよね。
いつも彼氏の機嫌を伺って、
また別れるって言われるのではと怯えて、
言い返せないから怒らせる私が悪いと思い込む。
・・・負のスパイラルです。
結局、最後は殴り合いの大ゲンカになり(!)、両方の親を巻き込むトラブルに発展、その他友人に多大なる迷惑をかけ、何とか別れられました。
ただ、これが私の人生でかなり必要な経験だったことは確かです。
自分がいかに恋愛に依存しているか、よくわかったので!
最近、知人が同じ目に遭ったことを聞き、「私だけじゃないんだ・・・」と思ったので、この記事を書いてみました。
つづきます。