ナピオノート

28歳 たのしく生きる無職

事実は変わらない

久々の更新です。

 

なぜならGWを満喫!海外に行って遊んでいました。

行先はフィンランド!ずっと行きたかったので楽しかったです。

フィンランドについては別の記事で書きます)

 

4月にとりあえず2社応募してお祈りされ、これしきで心が折れそうになりながら今日も志望動機やら履歴書やらを作成しております。さすがメンタル豆腐。まぁ、しんどいのはお祈りされたことだけじゃないですけどね。

 

ハローワークの利用だけでは甘いかな、と思い転職エージェントに登録・面談に行きました。そこで、事実をしっかり目の当たりにしショックを受けたというわけです。

 

まず、辞めた理由ですね。

ほとんどの方が、人間関係、仕事内容、給与・休日が原因だそうです。ただ、私が辞めた理由はノルマとお客様との合わなさなんですね。正直に伝えたら、上記以外で辞める人はめずらしいといわれました。

 

今の時代、ノルマ自爆ってほとんどないそうです(そうなの?)。そして、「お客様と合わないっていうのはあんまり聞かないですね・・・職場の人ではなくてですか?」という話になりました。はい、そうなんです・・・一定のタイプの人がすっごく苦手っていうか無理で(一言でいうと気が荒い高齢男性)。

 

正直、私は人間関係も悪くなかったし、給与休日も満足していたので、暗に「なんで辞めたの?もったいなくない?」という雰囲気になってしまい、辞めたことに後悔はないものの、つられて「早まったのかな・・・」と気持ちが暗くなりました。

 

また、事務職がいい件については当然ながら正社員の募集は少ないうえに大人気で高倍率(知っていましたが)であることに加え、転職市場の60%は営業・残り色々あって事務はそのうち10%だそうです。事務はAI化でなくなっていくから、今のうちに営業スキルを身に着けておいたほうが長く働けるよ、とのアドバイスでした。

 

せっかく接客スキルがあるなら、営業も視野に入れないと見つからない!ということで紹介してもらったほとんどが営業。もちろん、会社は都市部にあり通うのには1時間以上かかります。

 

覚悟はしていました。なにせ、自分が新卒で就活したときですら事務は大人気で入れず運よく決まった支店窓口をやっていたわけです。(窓口だって事務じゃん!とよく言われますが、一言でいうと営業と事務のMIXです。そして事務の要素は少ないです。)

 

覚悟していたのにも関わらず、私は気分が「お先まっくら」状態になってしまいました。やっぱりノルマがあっても前の職場はマシなほうだったのかな、なんて今更思ってしまったりとか。営業しか道はないのかな、とか。

 

ここまで書くと、なんでそんなに営業がいやなの?って話になりますね。エージェントさんにも「いろいろな営業があるから、見ればイメージ変わりますよ」って言われました。

 

一応、自分なりに具体的な理由があります。

 

窓口として働いていて、私が一番苦痛だったのは「新規契約獲得」でした。とにかく何かを「おすすめ」することが苦痛で仕方がない。電話でも内容確認という名のセールスをするので、毎日が苦痛。極めつけは、契約が取れても喜びが見いだせなかったし、安心できなかったこと。だって、その契約が取れても、セールスは終わりませんよね。それが仕事である限り・・・。

 

よく、こういう類の仕事に関しては「セールスじゃなくてご提案」「ダメだったら次と切り替えて楽しむ」というアドバイスがあります。これはできる人・できない人がいます。

 

もちろん、仕事ですから「楽しむ」を第一義にするのは甘いと思っています。仕事を楽しめるのはとても幸せなことですが、それは続けてこそ感じるものであって、仕事を探す段階でそこに重点を置くと受ける企業が決まらなくなりますね(私の場合楽したい、になってしまいます)。仕事はまず「つらいもの」残念ながらそんなイメージが経験上ぬぐえません。

 

私は、お客様に感謝されたり、頼りにされたりするときものすごくやりがいを感じていました。「相談するならあなたがいい」「契約するならあなたに頼みたい」なんて言われたときは本当にこの仕事していてよかった!と幸せでした。

 

でも、そういうキラキラした部分を無残にえぐり取る要素が多すぎました。

 

たとえば、心ないお客様の一言や怒鳴り、何かをおすすめして嫌がられたとき、ノルマが取れなくて上司に呼び出され、泣く泣く自分で入ったり、家族に入ってもらったり・・・。

 

私が素敵だと思った先輩たちは、そういう部分も含めて仕事を楽しそうにしていました。切り替えがうまくて、怒鳴られてもハイ次!お客様に契約してもらえなくてもハイ次!友達にもさりげなくおすすめして友情を壊さない(たぶん)器用さ。

 

「切り替えのうまさ」は努力や経験で身に着けて然るべき。それができなきゃ社会で働いてはいけないよ、と人からも言われたし自分でもそう思っていました。そのたび、「私って生きにくい人間だなぁ」と自分を蔑んでいました。

 

お客様に頼りにされていても、他の方に怒鳴られるとそれだけで数日落ち込みます。ノルマを気にして気が休まらず、休みの日もリラックスできません。友達に会えば「なにか保険入ってくれないかな」なんて思ったこともありました(友情にひびが入りそうなのでやりませんでした。やってる人多かったけど)。

 

でもこれも自分の甘さ故と思っていました。

 

昨日の夜、改めてどんな仕事で、どんな生き方がしたいのか考えていました。

 

ノートに自分の気持ちを書くと落ち着く性質があるので(このブログもそうですね)、先日購入した服部みれいさんの「わたしのきんいろ手帖」に自分が得意なことを記入していました。この手帖には毎月テーマが設定されていて、今回のテーマは”私を知る”。それに沿っていくつか質問が書いてあるので、思いつくまま記入します。

 

書いていて、心が軽くなってきたころに、はっとしたのです。

 

自分がなぜ事務職がいいと思っているのか。

 

 

資格試験の勉強はさほど苦にならない。

電話対応はどの上司にも褒められたし、お客様にも感謝された。

何かを売り込む行為は嫌いだけど、お客様と話すことに抵抗はない。

 

その他、

 

家から通いたいのは、大好きな家族と一緒に暮らしたいから。

趣味がいっぱいあるから、仕事一色の生活は生きがいを失くす。

私にとって仕事とは、好きなことをするためのお金を得る手段。

 

「いやいや、それって楽な仕事がいいってことじゃん。誰でもそうだろ!」って言われそうですね(笑)最後の行とか本音すぎますね!

 

でも、せっかく仕事をやめて今探しているのに、渋々営業になるっていうのも違う気がしてきました。ていうかやりたくない!どうしてもやりたくない!!笑

 

「生きることを楽しむ手段として仕事をする」

 

これもまた私にとって変わらない事実だと知りました。

 

やっぱり社会で生きていくのには不向きな性格かもしれませんね。でも仕方ない。自分を認めたうえで、就活を頑張らないと軸も決まりません。

 

と、いうことで、状況は変わりませんが

 

自宅から通える事務職!これだけは絶対に譲らずに、どんな状況になろうと、納得がゆくまで行動します。時間だけはありますから、焦りません。

 

こんな感じで、このブログにも助けられていくと思われます。

 

お付き合いいただけたら幸いです。

 

履歴書の気分転換のつもりが長くなってしまいました・・・。