モラハラの傷は必ず癒える②
前回の記事で、私のモラハラ体験を書きました。
今思えば、若さゆえの過ち・・・という感じもしますが、彼氏自体のこと以外にも様々な傷ができるのがモラハラです。
①人が離れていく
たぶん、DV被害に遭っている方はよくある話だと思うのですが・・・。ケンカがあまりにもつらくて、友達に相談しますよね。みなさんが友達だったら必ず、
「そんな彼氏、今すぐ別れなよ!!」
って言いますよね。でも、渦中にある本人にとって彼氏は「世界のすべて」なのです。本人も彼氏がヤバい男だことはなんとなくわかっている。でも別れたくない。好きだから。私を選んでくれるのはこの人しかいないから。
(あー、書いていて心が痛い!)
結局、何回話を聞いてあげても、結局別れない。アドバイスしても受け入れず、また彼氏のもとへ戻っていって、仲直りしたらあっさり彼氏優先の生活を送る。
なんだこいつ、もう知らんわ。頭おかしい。
仲の良い友人ほど、腹を立てて離れていきます。そして、うわさは広がり「あいつはヤバい」という烙印を彼女側も押され、孤立します。
私の場合、ありがたいことに本当に仲の良かった親友は今でも仲良くしてくれますが、大学でできた友人や先輩たちとの交流はここで失いました。そこで失った友人は、精神的に不安定な私を家に泊めてくれたり、電話で長時間話を聞いてくれたり、本当に迷惑をかけてしまったので、仕方ない結果と言えます。
②誰かを好きになる勇気がなくなる
別れた後の話にはなりますが、彼氏と付き合っていたころの精神バランスめちゃくちゃな自分を思い出して、
「私は誰と付き合っても依存して、再びヤバい女になるのでは」
と不安になります。また、①のころの自分を知っている人と会うと、何か心に遠慮が生まれ、積極的に話せなくなったり気疲れをするようになります。
また、当然ですが男性を信用できなくなるので、すごい嫌な目線で男性を評価するようになります。言葉にしなくてもにじみ出るので、嫌われます(実体験)。
例)男はえばりたい生き物だ。男は彼女を大切にするのは最初だけetc.
③言われた言葉リフレイン
私の場合、言われた言葉の中で一番こころに刻まれてしまったのが、
お前みたいな女と付き合いたい男はいない。
婚活でうまくいかないたび、「やっぱり言われたとおりだ・・・」となってしまいます。①、②に付随して自分の女性的な魅力に自信がなくなります。
☆まとめ
まず、知っていただきたいのが「モラハラは心を殺す」ということ。ほぼ不可能な私の切なる願いは、「あんなにひどいことを、大切なパートナーに言う人間がいなくなること」です。モラハラに逢うと、された側は本当に自分のことが嫌いになります。これは仕方のないことです。
その辺の知らない人とか、どうでもいい人に言われたら怒って終わりでも、世界で一番好きな人から言われたら心が壊れますよね?
心ない言葉を無自覚に吐いて、パートナーを傷つける男性(女性)が一人でも減りますように。
最後は、どのようにして立ち直るかを書いてみようと思います!