ナピオノート

28歳 たのしく生きる無職

仕事を辞めたきっかけ

ついこの間、仕事を辞めたナピオですが

前職は 金融機関の窓口業務 をしておりました。

 

入ったころの私からしたら、

辞めるなんて考えられない

ふざけるなーーーーー!!!

…と怒られそうな、給与も休日も申し分ないお仕事でした。

 

この記事では、そんな仕事をなぜ辞めたか 書きますね!

 

きっかけは異動

 金融機関だったので、基本的には支店勤務になります。

 そして必ず数年に一度、異動があります。

 一番長く務めた支店は比較的、市街地の支店でした。

 その支店は本当に楽しかった。上司も同僚もお客様も穏やかで、

 一時期は「明日仕事めんどくさいな」と1ミリも思わない

 幸せな日々を過ごしておりました!!!

 

 その支店で約4年働き、半年前、ついに異動。

 異動先は今までとは違う田舎の大きな支店。

 そして、その場所がとっても苦手な地域」!

 辞令が出た瞬間、血が凍りました。「転職」の2文字よぎる―――。

 はっきり、きっかけが訪れました。

 

苦手な地域とは

 配属された支店は、少しだけ勤務したことのある支店でした(研修で)。

 分かりやすく言うと、田舎の、お年寄りの多い地域です。

 そのためなのか

 お客様のお言葉がキツめ!

 方言がすごくて、何言ってるのかわからなかったり、

 少しでも気に入らないことがあると、「あぁん!?」みたいな…。

 数年窓口やってきて、様々なお客様を接客してきた私でも

 「ちょっと、こわいな~☆」って。

 (しばらくして、いい人なんだけど方言がきつい、と理解しました)

 具体的には、前の支店に比べて、怒鳴られる確率が格段に増えました。

 

 怒鳴られるのって、慣れないのですよ。

 信じられないくらい鼓動が早くなって、焦るし、

 本当に手が震える。(マンガみたいにカタカタして、しばらく収まらない。マジで。)

 

 また、そのころ、前の支店とは違う種類の窓口担当になったのもあり

 重ねてしんどかったですね。それも大きかったかも。

 

 これに日々、精神を削られ、最終的には辞めました。

 

でも根本的な理由はノルマ

 毎年ある「生命保険のノルマ」。

 私は、接客は得意なほうです。大会で賞を取ったこともあるし、

 窓口成績もわりと上位でした(自慢みたいですみません)

 でも、セールスが大嫌い。

 「こういった商品がございまして」的アレがすごく嫌いでして。

 言葉にできないんですよ、この嫌悪感。

 しかも、お客様に嫌な顔されます。へたくそすぎて。

 また、生命保険は担当外なので、商品が分からない…。

 つまり、自分ではなかなか獲得できません。

 なんとか仲の良いお客さんから「やりたい」って言ってもらえて

 ラッキーとか、外回りや上司に分けてもらって達成した年もありましたが

 新人のころは自分や家族で結構入りました(爆)

 

 保険は入ったら毎年(または毎月)掛金がずっと引き落としされるし

 職員であるかぎり、解約もできません(雰囲気的に)。

 また、自分で取れない女性職員間で取り合いになります。これが地味につらい。

 

 ずっと働いていくためには、自分で保険を獲得する技術を

 身に着けるしかないのですが、日々の業務が多忙すぎてなかなか

 担当外の商品を勉強できませんでした。情けないですが。

 何より、セールス大嫌い。するのもされるのも嫌い。

 

 仕事に慣れても、ずっと働いていけるのかな・・・という不安はいつもありました。

 

そもそも接客が好きではない

 

 おいおい、前の支店は楽しかったんじゃないのかよ!

 とツッコまれそうですが(笑)

 

 実は、就活の時点で、「営業とか、お客様に接する仕事はヤダ」と

 思っていたのです。

 (学生時代、靴屋のバイトで、「バイトなのにノルマを課せられ、嫌で辞めた」経験があります。)

 まあ、入れば何とかやれるものです。仕事だから。

 実際こんな私でも5年働けたわけですし。

 

 でも、やっぱり「嫌いなものを好きになること」はあまりないし、

 「向いていても苦痛なことがある」という所に落ち着いて、

 辞めるに至りました。

 接客だけ見ればきっと、得意だったと思います。でも、基本的に苦痛でした。

 例を挙げれば、上記のように、怒鳴られると1日それで落ち込んでました。

 身が持たないですね・・・。

 

 まとめ

 もっとコンパクトにまとめようと思ったのですが、

 文章力が拙すぎて、長くなってしまいました。

 読んでくださった方、ありがとうございます!

 

 余談ですが前職は、寿退社!が多かった。

 ノルマもあるし、それまではお給料いいからがんばろ☆

 という雰囲気がありました。

 退職日、手続きのため辞める人が一室に集められた際、

 半分以上の方がご結婚でした。私は違うので、なんとなく恥ずかしかったです。

 

 こうやって改めて辞めた理由を振り返ると、

 人によっては「甘い」って思うだろうな…と思いました。

 ノルマなんてどこにでもある!とかね。実際ネットにそういう記事がよくあります。 

 

 今、もし私と似たような職種で、

 接客がつらい、ノルマがつらいって悩んでたら

 私は全然、辞めていいと思います。

 特に、日々何かが削り取られていくような感覚がする場合は

 辞めたほうがいいと思います。

 感覚的な話で分かりにくいのですが、私の場合、

 仕事が忙しくて大変!とか

 お局様が最悪!などの状態でも

 「削り取られていく感じ」がしなければ

 仕事を続けられたからです。

 

 あと、私みたいに「苦手な地域」ってあると思います。

 これ、ネットで探しても見当たりませんでしたが、

 苦手なお客様の集中する地域ってあるんです。

 私の場合「なれなれしくて言葉が汚い」感じはダメみたいです。

 そのせいか私は高齢男性に受けがよくありません!逆に女性にはOKでした。

 

 まあ、人から見て理由がどうであれ、

 自分の人生なので、つらい時こそ「甘えてるよな」と思わない。

 自分を責めない。

 これは結構、心に効きますよ!

 

 この記事のどこかが、読んでくださった方の助けになれば、

 うれしいです。

 

 長文失礼いたしました。ホントに。