「凪のお暇」がだんだんすごい
あはは、やっぱり面接の練習やる気が出ないわ。
こうなったら堂々とやりたいことやってからにしよう（これ結構効きます）
無職になってから読んでいるマンガ「凪のお暇」。
最初は凪ちゃんに癒されてたのに、だんだん凪ちゃんにシンクロして心が痛くなってきた私です。５巻まで全部買いました。続きがたのしみなような、ドキドキするような。♪この気持ちはなん～だろ～
特に刺さったのは「自分に求める水準が高い」という話。
凪ちゃんはスナックのボーイのバイトで、お客さんと話すのは苦手だけど、料理や掃除など裏方の仕事は誰よりも完璧にできる子なんです。でも、本人は人と会話が続かないことに悩んでしまい、●●会話術的な本とか読んで「自分はダメだー」ってなってるシーンがあって。
どこのアタシーーーー！！！（悩みがあるとすぐ本を読むやつ）
そんな中、同僚に「自己評価低いんじゃなくて、自己評価水準値が高いのでは」と言われてて、ハッとする凪ちゃん。私もハッとしちゃったよ！！！
凪ちゃん、とってもステキな子なんです。実在したら友達になりたいくらい！いろいろ悩んでも自分なりに行動してるし、人のせいにしないし、相手の気持ちを考えて話してるし、心のあたたかい可愛らしい女性なんです。でも本人は「だめだなあ」って思っているところがあって。
「私って、だめだなあ」
私自身、これが口癖だった時期があります。気持ちが暗くなるので直しましたが、言葉を直しても心の中から消えない呪いのワードです。凪ちゃんと自分を重ねて、なんでこんなに自信がないのかな･･･ってこのマンガを読みながら考えちゃったりとかします。
それで今回、「言われてみれば、私も自分に求める水準が高いかもしれないな」って思いました。思い返せば、似たようなことを人から言われたことがあるんです！！
学生時代、私は＜文系科目が５、理系科目が２＞という成績でした。特に数学ができなくて、合計点が上がらず順位が伸び悩んでいました。得意科目よりがんばっているのにできない。親に心配されてよくCMしてる塾なんかにも通いましたが、結果は同じ。
文系理系で差があること自体は珍しくありませんが、私の場合は極端にアンバランス。国語が1位で数学が最下位みたいな感じです。塾では数学の先生から「自分の教科だけ悪いなんて許せない」と言わんばかりに居残りをさせられてました。
高校時代も、例にもれず数学が再試験になってしまい、会場に行ったら文系の先生方がざわつき始めました。「お前！何があったんだ！！」とガチで心配され、「数学、赤点なんすよ･･･てへぺろ☆」と回答。後日、その極端さが職員室で話題になり、「こんな偏った成績みたことない」と一躍有名になるワタシ・・・・。
※今、ラジオを聴きながら書いてますが、ちょうど「数学できない問題」について流れてきました！！！私のこと、見てます・・・？
ここで分かれたのが「ないものに目がいく人、あるものを見つける人」。
小学校の通知表で算数が悪く、母に指摘されてヘコんでいた時。祖父だけが「なんだナピオ！国語すごいじゃないか！」と褒めてくれて、救われたような気持ちになったり。
受験シーズン、数学が足を引っ張り成績が伸びなかった時。担任の先生が「完璧主義になりすぎ！得意なことがあるならそこを伸ばせばいいじゃない！」と言ってくれたこと。
一番得意だった日本史の先生から「お前に足りないのは絶対的な自信だ。これだけは絶対負けないってものがあれば人は生きていける」と言われてやる気になり、学年一位が取れたこと。
ちょっとそれましたが、あるものを数えるって大事ですよね。
人ってつい、ないものに目がいって＜私はこれもだめ、あれもだめ＞ってなりがちですよね。仕事でも、「なんでこんなミスしたんだ！」ってキレてくる上司もいれば、失敗しても「しょうがない、次頑張って！」って明るく背中を押してくれる上司もいます。
あと、あるものって意外と自分では気づかないですしね。当たり前になってしまっていて。凪ちゃんも料理がうまいことを「私スゴイ！」なんて思ってないですし。
完璧主義はほどほどに。自分を責めない。
完全に余談ですが、
凪ちゃんと私は似ているところが多々あります。だがしかし！空気読みすぎをやめようとしている凪ちゃんと違い、空気読むのをすぐ放棄してお局様とめっちゃバトルした
私はドロップアウト前の凪ちゃんすら尊敬します。本当に（汗）
あと、凪ちゃんの元彼・慎二くんが自分の元彼とも非常に似通っているので、二人のやりとりに一番心がザワつく。
なんか、私にとって運命的なマンガかもしれない。
あ、すごくまた話がそれましたが！「凪のお暇」おすすめですよ☆
1話で凪ちゃんのオリジナルすいとん、作ったらおいしかったので節約レシピ的にもおすすめ！
これで面接の練習、できるかな～～・・・・
・・・私ってだめだなあ。
